味覚障害の種類と原因について

味覚障害の種類と原因について

「どういう症状が出たら、味覚障害なの?」

 

「味覚障害になる原因は何?」

 

 

日頃の生活習慣で、誰しもかかる可能性のある「味覚障害」。

 

 

放置しても命に影響はありませんが、食事を美味しく味わえないのは辛いところ。

 

 

味覚障害の種類と、原因について詳しく紹介します。

 

 

1.味覚障害の種類について

 

具体的にどんな症状が起きたら、味覚障害なのでしょうか。

 

 

次の5つに分かれます。

 

○味覚減退/味覚消失

○異味症

○自発性異常味覚

○解離性味覚障害

○悪味症(あくみ)

 

以下、具体的に見ていくことにしましょう。

 

味覚減退/味覚消失

 

食べ物の味がしなくなる。

 

味の感度が鈍くなる。

 

味覚障害の中でも、最も多い症状です。食べ物を食べても良く味がわからなくなります。

 

 

味を感じ取る「味細胞」の感度が悪くなっている状態です。

 

 

関連ページ:食べ物の味がわからない

 

 

異味症

 

違う味に感じてしまう。

 

本当は"しょっぱい"はずなのに、"苦く"感じたり。他の味覚でも起こります。

 

 

本来感じるべき味が、全然違う味覚になり違和感を感じます。

 

 

味を感じ取る「味細胞」の伝達が、うまく行われていません。

 

 

自発性異常味覚

 

何も入っていないのに、苦みや渋みを感じる。

 

突然、何の前触れもなく現れる症状です。口の中が鉄臭くなったり、血なまぐさくなったりします。

 

 

味細胞が「誤作動」を起こし、唾液だけで脳に味を伝えている状態です。

 

 

関連ページ:口の中が苦いのはストレスのせい?

 

 

解離性味覚障害

 

特定の味覚"のみ"、味がわからない。

 

 

「甘み・苦み・酸味・旨み・塩味」のうち、いずれか1つ(もしくは複数)の味覚だけ感じない状態。

 

 

その他の味覚は、正常。

 

 

いくつかある味細胞の中で、特定の味細胞の働きがおかしくなっています。

 

 

関連ページ:甘味を感じないのは舌に異常あり?

 

 

悪味症(あくみ)

 

何を食べてもいやな味になる。

 

 

食欲減退に繋がりやすいので、もっとも注意が必要な症状です。

 

 

食事をしても、変な生臭さや苦みがあったり、独特の嫌な味がすることがあります。

 

 

味覚障害の中でも、症状は比較的重いです。

 

 

関連ページ:何を食べても変な味がする

 

 

2.味覚障害になる原因

 

味覚障害が起こる原因は、たくさんあります。

 

 

全てに共通するのは、「亜鉛不足」になっているということ。

 

 

味を感じる「味細胞」は、常に生まれ変わりが必要です。その際に使われるのが「亜鉛」。

 

 

何らかの原因で亜鉛不足になると、味蕾の生まれ変わりにまで回りません。

 

 

味細胞が古いままとなり、すでに紹介したさまざまな症状となって現れます。

 

 

味蕾と味細胞の働きについて

 

 

○薬剤性味覚障害

○活性酸素(ストレス・酒・タバコ)

○一時的なもの(生理・風邪・ダイエット)

○加齢

 

この4つが、おもな原因です。具体的に見ていきましょう。

 

 

薬剤性味覚障害

 

服用している薬の副作用によるもの。

 

 

今現在、何らかの病気で通院されていますか?YESであれば、注意が必要です。

 

 

味覚障害の中で、最も多いと言われているのがコレ。

 

 

降圧剤、利尿薬、抗がん剤など一部の薬には、亜鉛の吸収を邪魔する副作用があります。

 

 

キレート作用というのですが、取り込んだ亜鉛が体に入るのをブロックします。

 

 

亜鉛不足になり、味覚障害が起こるというワケです。

 

 

関連ページ:亜鉛と薬の相互作用

 

 

活性酸素(ストレス・酒・タバコ)

 

体に害になることをすると、活性酸素が蓄積。

 

活性酸素が溜まることで、味覚障害になる。

 

 

薬剤に次いで起こりやすい味覚障害。

 

 

生活習慣の乱れが引き金となり、起こるものです。

 

 

タバコ・アルコール・ストレスなど、体に害になることをした場合に「活性酸素」が生まれます。

 

 

活性酸素は悪い物質のため、酵素を作って無くさなければなりません。

 

 

酵素を作るときに、亜鉛が使われるのです。

 

 

他にも、激しい運動をしても活性酸素が溜まりますのでご注意を。

 

 

ちなみに、ストレスの場合は「心因性味覚障害」と呼びます。

 

 

関連ページ:活性酸素が亜鉛を消費し味覚障害に

 

 

一時的なもの(生理・風邪・ダイエット)

 

一時的に亜鉛が消費されることで、起こるもの。

 

 

多くの味覚障害は「慢性化」しやすいのに対し、「あくまで一時的なもの」なのがコレ。

 

 

・風邪で味蕾の働きが弱くなった
・ダイエットで、栄養バランスが崩れて亜鉛不足に
・ホルモンバランスの関係で、亜鉛が少なくなった

 

 

いずれも時間が経てば元に戻りますが、普段から亜鉛不足傾向にあると「慢性化」することもあります。

 

 

 

 

加齢

 

おもに60代以降の方。

 

年齢を重ねると、味覚障害は起きやすくなります。

 

 

味を感じる味蕾の働きが鈍くなるほか、味蕾の数自体も減少します。

 

 

 

 

 


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