味覚障害は何科に受診すれば良い?

味覚障害は何科に受診すれば良い?病院での検査・治療法を紹介

 

 

味覚がおかしい・・と感じた場合。亜鉛不足を補うことが基本です。

 

 

しかし、病院に行った方が良いのでは?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。

 

 

味覚障害で悩んでいる方は、日本全国でおよそ24万人。

 

 

さらに近年は増加傾向にあるにも関わらず、病院での治療についての情報が今一つ入ってこないのも事実です。

 

 

「どこの科で受け付けてもらえる?」

「どんな治療を受けられる?」

「そもそも病院に行くべき?」

 

などの疑問にお答えしていきたいと思います。

 

 

1.どこの科で受け付けてもらえる?

 

 

味覚障害の場合、「耳鼻咽喉科」もしくは「歯科」になります。

 

 

割合としては「耳鼻科」の方が多いです。耳鼻咽喉科というと耳や鼻・咽頭(のど)のイメージが強いかもしれません。

 

 

耳や鼻はつながっていますので、その中間にあたる「舌=味覚」についても対象となります。

 

 

ただし、注意したいことがあります。

 

 

どこの耳鼻科でも、受け付けてもらえるとは限りません。

 

 

「耳鼻咽喉科」「歯科」中でも「味覚」を対象とした所です。

 

 

親切な病院(クリニック)ですと、「味覚外来」のような科を設けているところもあります。ただ、少数派ですが。

 

 

本来であれば「味覚障害に対応した病院一覧」をご紹介できれば良いのですが、まとまった情報がありません。

 

 

お手数なのですが、お近くの病院に電話で問い合わせるしかありません。

 

 

2.どんな治療を受けられる?

 

〜味覚障害の一般的な治療の流れ〜

 

診察 → 検査 → 診察(後日の場合も有り) → 治療(投薬)

 

※あくまで一般的な流れです。順序や詳細については、病院ごとに違いがあるケースもあります。

 

@診察

 

まずは先生の問診を受けます。どのような症状がいつからなのか、詳しく伝えましょう。

 

 

味覚障害は「ストレス」か「服用している薬の副作用」であるケースがほとんど。

 

 

生活の変化の有無や、治療を受けている薬の報告は必須です。

 

 

ほとんどマレなケースですが、耳や舌に関する病気の可能性もあります。

 

 

A検査

 

 

参考:味覚検査|慶応義塾大学病院

 

 

検査は、次の3つに分かれます。

 

・ろ紙ディスク法 ・電気味覚検査 ・血液検査

 

ろ紙ディスク法

 

"どのタイプの味覚障害なのか"を判定するためのテストです。

 

 

舌のいくつかの場所に、甘みなどの味を浸した「ろ紙」(理科の実験で使うようなもの)を乗せます。何の味がするか答えます。

 

 

嘔吐反応が強い(オエッとなりやすい)方は、事前に先生に相談しましょう。

 

 

〜参考:味覚障害の種類について〜

 

○味覚減退 ・・味がわからない。

○自発性異常味覚・・口に何もないのに苦みや渋みを感じる。

○解離性味覚障害・・苦みなど、特定の味覚だけ感じない。

○悪味症(あくみ)・・何を食べてもいやな味になる。

 

電気味覚検査

 

目的は「体のどの場所で異常が起きているか」を特定するため。

 

 

舌なのか耳なのか、その他の神経が原因なのか特定をします。

 

 

舌周りの数か所に、弱い電流を流して判定します。胃カメラのような大げさなことはしませんのでご安心ください。

 

 

血液検査

 

 

血中に含まれる「亜鉛」の濃度を測定します。

 

 

採血によって調べることができます。

 

 

「亜鉛不足による味覚障害か」の判定を行います。

 

 

どこまでの検査をするかは、病院次第

 

 

一般的な検査方法は、以上紹介した3つです。病院によっては、血液検査のみのところもあったりとマチマチ。

 

 

診察の段階で、どのあたりに問題があるのかを医師が判断し、どこまでの検査をするか決めるケースが多いようです。

 

 

B検査〜治療

 

検査結果について、医師から説明を受けます。原因は何なのか、治療はどうするのかを話し合っていきます。

 

 

治療法としては、大きく2つに分かれます。

 

・体の機能に異常がある場合

・亜鉛不足によるもの

 

 

体の機能に異常がある場合

 

該当する内科・外科への紹介状を書いてもらい、別の病院で改めて治療を受ける形になります。

 

 

ただこのケースになると、味覚の前に既に他の症状が体に出ているはずですが・・

 

 

亜鉛不足がある場合

 

 

ストレスにせよ、薬の副作用にせよ「亜鉛不足」による場合は薬を処方してもらえます。

 

 

ただし、処方について注意すべき事があります。

 

 

亜鉛を補う薬(なのですが、少々問題があります。

 

 

味覚障害を"直接"治す薬がない>

 

 

現時点で、"直接"味覚障害を治すための薬は存在しません。

 

 

薬剤が使われる場合でも"代替薬"が処方されるのです。本来は「胃潰瘍の治療のために使われる薬」なのです。

 

 

プロマックとよばれる薬なのですが、もともとは胃潰瘍の症状を抑えるためのもの。

 

 

結果的に亜鉛の量が多いので、使われているケースが多いのです。

 

 

もちろん病院ですので下手な薬を出すことはないと思います。

 

 

ただ「発疹、蕁麻疹、かゆみ、便秘、吐き気」などの副作用があります。そのため、処方そのものを見送る病院が多いのも事実です。

 

 

薬という面で考えると、プロマック以外での亜鉛薬は処方されません。栄養バランスの改善のためにビタミン薬を処方されることはありますが。

 

 

そうした背景もあり、一部の病院では「亜鉛のサプリメント」を推奨する流れもあります。

 

(参考:http://www.jjclinic.jp/mikaku.html

 

 

 

 

3.病院に行かずに「亜鉛サプリ」を飲むのも一つ

 

 

 

サプリメントというと、「体に悪そう」「効かなそう」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

 

 

安全性という面で考えると、亜鉛の"薬"よりも"サプリメント"の方が安全です。

 

亜鉛サプリと薬の飲み合わせについて >
サプリメントは「食品」ですから。単体で服用する分には、副作用は考えられません。

 

 

ただし、薬との飲み合わせなど注意すべき点もあります。最低限のポイントだけを抑えておけば、むしろ安全に亜鉛補給できるのです。

 

亜鉛サプリと薬の飲み合わせで、気をつける点

 

 

一方で、「効かない」というイメージがあるかもしれません。それは「天然もの」の亜鉛サプリを飲んでいる可能性が高いからです。

 

 

サプリ自体が人工的なものですが、その中でも「天然」と「合成」に分かれるのです。

 

 

病院に行けば確実に良くなる!のであれば、サプリを飲む必要はないのですが。味覚障害の特性上、"絶対ではない"というのが悩ましいところ。

 

 

病院に行くメリット、デメリット

 

○メリット

 ・体の機能に異常がないかどうか、調べてもらえる。

 ・どことなく安心できる。

 

○デメリット

 ・病院によって検査も治療法もマチマチで、確立されていない。

 ・現状を把握する分には良いが、お金と時間がかかる割には「確実に良くなる」保証がない。(病院に左右される)

 

 

以上になります。味覚障害かな?と思ったら病院に行くべきなのか?もう一度、考えてみましょう。

 

 

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